
タロット占いで、大アルカナばっかりだった・・・

それは気になるよね。

タロットで大アルカナばかり出るのはなぜ?
タロット占いをしていると、なぜか大アルカナばかりが出てしまう──そんな不思議な経験をしたことはありませんか?
78枚のタロットのうち、大アルカナはたった22枚。にもかかわらず何度も続けて出てくるのは、偶然とは思えない現象です。
実はこの現象には、あなたの深層心理やエネルギー状態が大きく関係しているかもしれません。
今回は、タロットで大アルカナばかり出る理由を、スピリチュアルと心理の視点から読み解き、深層に隠されたメッセージを5つの視点から解説します。
タロットで大アルカナばかり出る
心理的・スピリチュアルな背景
タロットにおいて大アルカナは、人生のテーマや魂の成長、重要な転換点など、「人生の核心」を表すカードたちです。
大アルカナには魂の成長が描かれている
タロットカードは大アルカナ22枚・小アルカナ56枚の合計78枚で構成されています。
「アルカナ」とはラテン語で「arcanum(アルカーヌム)」の複数形「arcana」で「秘密」「神秘」という意味。
出典:マイナビウーマン>【大アルカナ一覧】タロットカードの解釈を正位置・逆位置別に紹介
そのため、立て続けに出てくるときには、あなたの人生に大きな意味を持つ局面が近づいている可能性があります。
さっそくその理由を一緒に見ていきましょう!
なぜ大アルカナしか出ないように感じるのか?
タロットを何度引いても大アルカナばかりが出るとき、表面的な日常の悩み以上に、心の奥底で人生そのものに向き合っている可能性があります。
例えば、「今の仕事を本当に続けていいのか」「この恋愛は運命なのか」といった、根本的なテーマに関心が向いていると、カードは自然とそれに呼応します。
意識の深い部分で、あなた自身が大きな変化や決断を望んでいるサインでもあります。
大アルカナは恋愛における相手の気持ちを表す意味
特に恋愛や相手の気持ちを占ったとき、「大アルカナが相手の気持ちに関わって強く出る」ときは、関係性に特別な意味がある場合が多いです。
たとえば、恋人との間に運命的な縁がある、あるいは過去世からのつながりがあるなど、魂レベルの関係性を暗示することもあります。
このようなとき、大アルカナは「今この人との関係に真剣に向き合うタイミングだよ」と、あなたに気づきを促してくれているのです。
大アルカナに秘められたあなた自身の能力を映すメッセージ
連続して大アルカナが出るとき、実は「あなた自身の持つ能力」に目を向けてほしいというサインかもしれません。
タロットカードは単なる未来予測のツールではなく、内なる自分を映し出す鏡でもあります。
大アルカナが出るということは、自分の中にある直感力や洞察力、創造性といった能力が高まっている証拠です。
とくに魔術師や女教皇などが頻出する場合、無意識に自分の才能を抑えていることに対する警告とも受け取れます。
タロットで大アルカナばかり出る
5つの真相心理を解説
大アルカナは一枚一枚が濃密な象徴を持ち、人生の節目や精神的な変化を知らせてくれる重要なカードです。
ここからは、そのカードたちのメッセージをどう読み解くか、5つの観点で掘り下げていきます。
1. タロットで大アルカナの意味を感情と照らして受け取る
大アルカナが出たとき、まず意識してほしいのは「そのカードがあなたのどんな感情を刺激しているか」です。
例えば、死神のカードに不安や怖さを感じたなら、もしかすると「終わり」に対する恐れが無意識にあるのかもしれません。
逆に、太陽のカードに安心感や希望を感じるなら、「明るい未来を信じたい」と思っている自分に気づくチャンスです。
タロットの意味は決して固定されたものではなく、あなたの心との対話の中でこそ、真の意味を持ち始めるのです。
2. 潜在意識が今「人生のターニングポイント」だと告げている
大アルカナが何枚も出るとき、それはあなたの潜在意識が「今こそ変化のとき」だと強く訴えていることがあります。
たとえば、塔、運命の輪、節制などが並んだ場合は、何かを手放し、バランスを取り直す必要があるという暗示です。
また、自分では「何も変わらない日常」と感じていても、心の奥底では「本当は変わりたい」と願っているケースも少なくありません。
カードはその無意識の声を代弁して、行動の後押しをしてくれているのです。
3. カードの並びが人生のストーリーになっている
タロットで引いたカードを、1枚ずつではなく「ストーリーとして」見てみると、より深い意味が浮かび上がってきます。
例えば、愚者→恋人→戦車→力という流れで出た場合、これは「無知から始まり、愛を知り、自分を乗りこなし、内なる力を得る旅」と読めます。
こうした流れは、自分の人生で何が起こっているのか、今どんな段階にいるのかを示してくれます。
その中で、どのような決断を下せばよいのかが見えてくるのです。
4. 大アルカナは直感を信じるレッスンでもある
大アルカナの出現は、「直感をもっと信じていい」というメッセージでもあります。
タロットの中でも大アルカナは、目に見えないものを扱うカードが多く、理屈ではなく感覚で読むことが大切です。
このとき、自分の中にある「なんとなくそう感じる」という感覚を否定せず、受け入れてみてください。
特に女教皇や隠者のカードが出た場合は、内なる声に耳を傾けるタイミングです。
5. 同じ大アルカナが何度も出るときの意味とは?
同じ大アルカナのカードが、日を変えても何度も出てくるとき、それはあなたがまだ向き合うべきテーマから逃げている可能性があります。
例えば、悪魔のカードが何度も出るときは、自分でも気づいていない執着や依存があるかもしれません。
カードは繰り返しあなたに問いかけています。「本当にこのままでいいの?」と。
このサインを無視せず、内面と丁寧に対話する時間を持つことが大切です。
まとめ:タロットで大アルカナばかり出るのはなぜ?深層心理
タロットで大アルカナばかり出るのは、偶然ではなくあなたの内側が強く何かを求めているサインです。
相手の気持ち、自分の能力、人生の転機──すべてがカードに表れています。
意味を固定せず、直感と心の動きに耳を傾けながら、大アルカナのメッセージを自分のものとして受け取ってください。
カードはあなたの味方。迷ったときこそ、静かに内なる声に寄り添いましょう。